収穫が半分に!?😭今やるべきブルーベリーの夏剪定

収穫が半分に⁉ ブルーベリーの夏剪定 ブルーベリー

ご覧いただきありがとうございます🍇

梅雨明けですね😀

晴れの日が多くなってきました。

久しぶりのブルーベリーの栽培管理です😅

今年は実をつけさせる木があまりないので、あまり手がかかりません。

ブルーベリーの様子がこちら。

剪定前のブルーベリー。新梢も伸びて葉の数も多くなりました。

新梢も伸び、葉の数も多くなってきました。

来年は実をつけさせたいです。

ご覧の皆さんは、ブルーベリーの系統や品種によって、そろそろ収穫が終わりそうなものもあるのではないでしょうか?

来年も実を楽しみたいですよね。

でも、そのままにしておくと来年の実着きは半分、もしくは全然着かないかもしれません。

夏に木のメンテナンスをすることで、来年の実着きに大きく影響があります。

今回は、来年も安定してブルーベリーを収穫したい人に向けて、

  • ブルーベリーが実をつけるしくみ
  • 夏剪定をする目的
  • 剪定する枝の選び方

の夏剪定やり方のやり方の参考になれば幸いです。

来年の収穫量は、徒長した枝の剪定で決まります

ブルーベリーが実をつけるしくみ

剪定を始める前に、ブルーベリーが実を着ける調べてみました。

ブルーベリーは、今年伸びた枝の先端に来年の咲く花芽を着けます。

今年伸びた枝の先端部分の葉芽が、夏至以降に花芽に分かれていきます。

既に花芽に分かれているものもありますね。

花芽を着けたブルーベリー。

このままにしておけば来年この枝には、花が咲いて実が付きます。

ブルーベリーの夏剪定をする目的

夏剪定を行う目的は、

  • ブルーベリーの収穫量を増やす
  • 樹形を整え管理しやすくする

この2点です。

収穫量を増やす場合、今年伸びた枝を剪定することによって、さらに枝を分岐させることを狙います。

7月から9月は気温が高くブルーベリーの成長も旺盛なので、剪定しても新梢をドンドン出してきます。

今年伸びた枝に花芽はついていますが、これを切り戻してあげると、剪定した箇所の下の部分から新しい枝が分岐します。

分岐した枝に花芽が着き、剪定前は花芽を着けた枝が1本でしたが、切り戻すことで2本となり来年の収穫量が倍になるという考えです。

また、今年実を着けた枝は収穫が終わると枯れてきてしまいます。

ですが、収穫後実が付いた部分を切り戻すことによって、剪定した箇所の下の部分から新しい枝が分岐して、来年も収穫ができます。

樹形を整え管理しやすくする場合、徒長した枝を切り戻すことによって樹形をコンパクトにすることを狙います。

今年伸びた枝の中には、木の輪郭から大きく外れたものや、手の届かないところに行こうとしている徒長した枝あります。

こういった枝は1鉢あたりがスペースをとり置き場に困ったり、実が枝の先端に着き収穫しづらかったりなどの問題があります。

夏剪定を行うことにより、徒長した枝を切り戻す、取り払うことで鉢の管理がしやすくなります。

なら、どの枝を剪定すればいいの?

夏剪定を行う枝は、次のような5タイプの枝を剪定してください。

  • 徒長して木の輪郭から大きく外れた枝
  • 今年実を着けた枝
  • 木の中心部に向かって伸びている枝
  • 他の枝と重なって、葉に充分に光が当たらないであろうと思われる細い枝
  • 木の下の方から生えた細い枝、もしくは”ひこばえ” (木の根元から生えた新梢)

徒長して木の輪郭から大きく外れた枝や、今年実を着けた枝を剪定する目的は先のとおりです。

徒長したブルーベリーの枝。樹形を大きく乱しているので切り戻します。
剪定後のブルーベリーの枝。枝の半分くらいをバッサリ落としました。

徒長した枝は、1/3から1/2程度バッサリ落としてもらっても構いません。

注意する点は、花芽に分化した部分をしっかり落としてあげてください。

木の中心部に向かった伸びている枝や他の枝と重なっている枝は、密集して害虫の住処になったり、木の内側まで日光があたりにくくなったりします。

木の内側が密集したブルーベリー。害虫の住処になったり、木の内側まで日光があたりにくくなったりします。
剪定後のブルーベリー。風通しも良くなりました。

他の木に毛虫くんが隠れていました。

虫が苦手な方もいるので興味がある方はページの最後に写真を載せておきます🐛

木に触れる時には、厚手のゴム手袋の着用をお勧めします。

軍手や裏抜きの手袋では、毛虫の毒針を防げない可能性があるからです。

自分は作業時に、水産用の手袋を着用しています。

ウニが大丈夫なら、毛虫も大丈夫でしょう(適当)。

日が当たっていない下の枝か、細くて弱々しい枝を剪定してください。

注意する点は中途半端な位置で剪定せず、枝の付け根から剪定をしてください。

途中から枝が分岐して、伸びてきてしまいます。

木の下の方から生えている枝も、日が当たらないのでしっかりとした枝にならない可能性が高いです。

また、”ひこばえ”(木の根元から生えた新梢)も主軸の更新をしないのであれば、木の管理の邪魔になる場合があるので落としておきます。

ひこばえが伸びたブルーベリー。根元から伸びた枝は、木の管理の邪魔になる場合があります。
ひこばえを落としたブルーベリー。挿し木のために一本残しておきます。

ただし、一部は挿し木のために残しておきます。

上記の5点を意識して剪定をすると、

剪定後のブルーベリー。だいぶコンパクトになりました。

だいぶコンパクトになりました。

夏剪定作業時の注意点は、あまり葉を落としすぎないこと。

植物は蒸散といって葉から水分を空気中に放出しています。

この作用は根から水を吸い上げるために必要です。

葉を落としすぎると蒸散で放出する水分が少なくなり、根から充分に水を吸い上げなくなってしまいます。

具体的にどのくらいの量を剪定するかというと、まだ経験不足で分かりません。

作業を通じて感覚的に身に付けます。

まとめ

今回は夏剪定作業を実施しました。

夏剪定を行う目的は大きく2点、

  • ブルーベリーの収穫量を増やす
  • 樹形を整え管理しやすくする

ブルーベリーは今年伸びた枝の先端に来年の実を着けます。

来年の実着きを多くするためには、徒長した枝を切り戻してあげます。

切り戻すことによって枝が分岐して、実を着ける枝が倍増します。

また、今年実を着けた枝をそのままにしておくと枯れて来年は実を着けません。

来年も実を楽しみたければ、実が付いた枝も切り戻してください。

また徒長した枝を切り戻すことにより、木が管理をしやすくなります。

樹形がコンパクトになって、置き場を確保しやすくなったり、収穫がしやすくなったりします。

実際に剪定する枝は、次のような5タイプの枝を剪定してください。

  • 徒長して木の輪郭から大きく外れた枝
  • 今年実を着けた枝
  • 木の中心部に向かって伸びている枝
  • 他の枝と重なって、充分葉に光が当たらないであろうと思われる細い枝
  • 木の下の方から生えた細い枝、もしくは”ひこばえ” (木の根元から生えた新梢)

ただし、葉を落としすぎることに注意して夏剪定を行ってください。

葉から蒸散する水分量が減少し、根から水分を吸い上げる力が低下する可能性があるからです。

剪定作業は冬剪定を通じて2回目です。

冬もこんなに落として大丈夫かな?と心配になったものですが、結構バッサリ行ってもご覧のとおり木は元気です🌱

ブルーベリーは結構丈夫なので、

  • 水やり
  • 施肥
  • 病害虫予防
  • 剪定

をちゃんとやってあげれば、継続的に実をつけてくれます。

皆さんも実を楽しむことが、ブルーベリー栽培最大の目的だと思います。

来年はたくさん実をつけて家族と楽しめるといいです😀

なお、今回の作業についてはこちらの書籍を参考に実施ました。

本もコンパクトで作業中に確認しながら作業ができます。

それでは皆さんもおいしいブルーベリー作りを楽しんでください👋

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最後に。

毛虫くんです🐛

うっかり触ると大変なので、手袋を厚手の手袋をして作業しましょう🧤

ブルーベリーの葉の裏に隠れていた、毛虫くんです。剪定時は刺されないように手袋をしましょう。

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