ご覧いただきありがとうございます🍇
最近サツマイモの事ばっかりでしたので、ブルーベリーの作業をします。
以前、ブルーベリーの土壌pHを測定しましたが、思ったより土壌pHが高かったです💦
測定時の記事はこちらです。
土壌pHを矯正し、同時に5月の追肥から期間も空いたので追肥をします。
今回は、
- ラビットアイ系統とハイブッシュ系統の土壌pH適応範囲の違い
- 土壌pHの矯正に使った資材
- 化成肥料の与え方
についてご参考になれば嬉しいです😀
※追肥についての記事を更新しました。こちらもご覧ください🙇♂️
ブルーベリー専用肥料って実際どうなの?
簡単に前回までの作業を振り返り
土壌pHを測定した理由として、葉の色が黄色っぽくなってくる”クロロシス”といった症状が一部のブルーベリーに発生しました。
原因は
- カリウム
- マグネシウム
- 鉄
などの養分の影響を受けていることが考えられました。
また、上記の養分の吸収を阻害する要因として、土壌pHが適切でないことも考えられました。
発生したクロロシスの対策の一つとして、土壌pHを測定した結果、土壌pHが予想より高かったです。
ラビットアイ系統は土壌pHの適応範囲が広い
今回クロロシスが発生した木は、すべてラビットアイ系統でした。
前回の土壌pHの測定結果をもとに追加で調べたところ、ラビットアイ系統は土壌酸度の適応範囲が広いことが分かりました。
- ラビットアイ系統の適応範囲:pH4.2~5.3(強酸性~弱酸性)
- ハイブッシュ系統の適応範囲:pH4.3~4.8(強酸性)
出展:”ブルーベリー栽培事典 著作:玉田孝人 発行:創森社”
ハイブッシュ系統の方が、適用範囲が狭く影響を受けやすいはずですが、我が家の数少ないハイブッシュ系統の”オニール”、”ミスティ”は普通どころか勢いのある長いシュートが出てきています😲
実は土壌pHの影響はそこまで影響がなく、特定の養分が不足していることの方が影響しているのでしょうか?
上の事を踏まえ、実際に行う作業は、
- マグネシウムと鉄の肥料を与えて不足した養分を補う
- 追加で土壌pHを下げる効果を狙う
2つの目的で対処します。
どの肥料を使うべきか?
優先的に不足する養分を補うため追肥をします。
元肥と1回目の追肥は油かすを使いました。
ただ、油かすにはマグネシウムや鉄といった肥料が入っているかどうか不明です。
今回は、
- 既にクロロシスが発生しており速効性があること
- マグネシウムや鉄を含むこと
- 土壌pHを低下させる効果があること
上記の内容を満たす肥料を探していたところ、次の肥料がヒットしました。
ブルーベリー専用の化成肥料です(笑)
やっぱり専用肥料は偉大ですね。すべての項目を満たしています。
ブルーベリー専用肥料の使い方
施肥量は、袋に記載のある使用量に従い使うようにしましょう。
鉢栽培では鉢の号数に応じて、施肥量が変わってきます。
化成肥料は効き目が強く、効果が表れるのが早いです。
また、特に鉢栽培では根を張る範囲が限られてくるので肥料が直接影響します。
肥料を与えすぎてしまうと今度は肥料過多になってしまいます。
ちゃんと計量して肥料を与えます。
肥料の与え方は、油かすの時と同様に木の幹から離して”〇”を描くように肥料を与えてください。
まとめ
クロロシスの発生原因の調査、土壌pHの測定からの対処として化成肥料の施肥を実施しました。
クロロシスの発生している木が、ラビットアイ系統であったことから土壌pHの影響は少ないと考え、マグネシウム・鉄の養分が不足していると仮定し、不足する養分を補う肥料を与える様にしました。
与える肥料は、速効性があり、マグネシウム・鉄の養分があり、土壌pHを低下させる肥料を調べた結果、ブルーベリー専用の化成肥料を使うこととしました。
肥料の与え方は、化成肥料は効き目が強く、鉢栽培は肥料の効果が直接現れるため、袋に記載のある使用量を守り、木の幹から離して”〇”を描くように肥料を与えます。
変なこだわりがあって、ブルーベリー専用の資材は極力避けてきましたが、結果専用の資材になってしまいました💦
でも、専用肥料は欲しい効果がすべて網羅されていてやっぱり”専用”の名は伊達じゃないですね(笑)
速効性の肥料とは言え、与えてすぐ効果が表れるわけではないので肥料の影響を確認する必要があります🔎
梅雨に入って水やりの頻度はあまり多くはないですが、マメに様子を確認します😀
それでは皆さんもおいしいブルーベリー作りを楽しんでください👋
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