ご覧いただきありがとうございます🍇
プラベートで色々とあり、半年ぶり投稿です🙇♂️ブルーベリー栽培どころではなくなっていたので…
2月に入り、ブルーベリーも春の迎える準備をしなくてはいけません。
今回は、春を迎える前にやるべき作業、「冬剪定」をやっていきます。
冬剪定のやり方について、実際の写真をご覧いただきながら切るべき枝の見分け方などをご紹介します。
また、今までの経験からサザンハイブッシュとラビットアイで剪定方法を変えたので、ご覧の皆さんもチャレンジしてみてください。
サザンハイブッシュの切り戻し剪定は慎重に行おう
冬剪定の概要とベランダの鉢植えブルーベリーたち
冬剪定の概要は昨年の記事をご覧ください🙇♂️
冬剪定は毎年行うので、昨年投稿した記事で冬剪定自体の目的や方法については解説しています。
今年は、系統の特性を考慮した剪定をしているので、皆さんの参考になると思います。
ブルーベリーに冬剪定を行う目的
おさらいですが、冬剪定をする目的は下記の3つです。
- 実の数と木の成長のバランスを取る
- 実のサイズを大きくするため、適切な枝を残す
- 樹形を整え、風通しを確保することで病害を防ぐ
ブルーベリーの木と実の生長のバランスを取って、木を大きくしつつ、実の収量を安定させるために行います。
我が家で鉢栽培しているブルーベリー
今回はベランダで鉢栽培している木を剪定しましょう。
サザンハイブッシュ系統が2品種(ミスティ・オニール)、ラビットアイ系統が2品種(アイラ・プレミア)の4品種4本で栽培しています。

余談ですが、ブルーベリーは同じ系統の違う品種を一緒にしておくと実着きが良くなるのでこの2系統2品種の組み合わせにしてます。
なぜ、サザンハイブッシュとラビットアイで剪定の方法を変えるか?
今回は、全ての木を一様に同じ切り方をするのではなく、系統ごとに剪定の方法を変えています。
別の場所で栽培してるブルーベリーですが、サザンハイブッシュ系統のオニールに、切り戻し剪定を行うとその枝から新しい枝が伸びて来ませんでした。
結果、木が大きくならず、昨年と比べて木が小さくなってしまいました。
サザンハイブッシュ系統は、一般的にコンパクトな樹形を維持しやすいため、強めの切り戻し剪定を行うと、新しい枝の発生が遅れたり、木が大きくならないことがあります。
そこで今年は、サザンハイブッシュの切り戻し剪定を控えて、木の生長の様子を観察してみます。
一方で、ラビットアイは樹勢の強く、木が大きくなる品種も多いので、切り戻しても枝が分岐し、実が充実すると考え、切り戻し剪定を行います。
冬剪定をするべき枝と系統ごとの剪定解説
作業に必要な道具
使用するのは剪定バサミだけです。
用途別に2本用意します。

使い分けは、枝の太さです。
徒長枝などの太い枝は大きいハサミ、か細い枝などは小さいはハサミを使います。
使い分けの理由は、全て大きいハサミで作業すると作業性が落ちることと、手が疲れるためです。
剪定作業は、結構力がいるのです。
電動の剪定バサミなんかもあったりしますので、もっと木が多くなったら欲しいものです🤤
切るべき枝はこんな枝
徒長枝

勢いよく伸びた枝で、樹形を乱すもの。生長力が強く、栄養を吸い上げる力が他の枝より強いので、木全体の生長に影響がでる。
足元から生えた枝

株元から生えた不要なシュート。葉が茂ってくると日が当たらなくなるので、落としてしまう。
足元もスッキリするので、作業性も上がります。
細い枝

枝の途中から生えた、花芽の着いた枝。実は着くが品質が良くないので、落として他の実に栄養を振り分ける。
内向きに生えている枝

木の内側に向かって伸びている枝。木の間の風通しが悪くなり、害虫の巣や病気の発生源になる可能性がある。実が着いても収穫しづらい。
枯れ込んだ枝

すでに枯れてしまっている枝。春になっても復活すことはないので剪定する。
重なり合っている枝

上下で重なり、下の枝に日が当たらないので剪定します。
ラビットアイの剪定
ラビットアイ系統は成長が旺盛なため、ある程度強めの剪定が可能です。
ただし、剪定しすぎると翌年の収穫量が減るため、適度なバランスが必要です。
適切な管理をしていれば、夏には嫌になるくらい枝が生えてきます。


細い枝がたくさんあるので、一つ一つ落としていくのが大変です。
めんどくさいときには手で取っていっても構いません。
切るべき枝については、一通り落として、伸びすぎた枝は切り戻して樹形を整えて上げると木がコンパクトに仕上がります。
サザンハイブッシュの剪定
オニールの失敗があるので、サザンハイブッシュは切り戻し剪定は行わず間引きを中心で剪定作業を行います。
徒長枝は根本から落としてしまいます。


半端なところで落としても枝が分岐しないので、いま樹形を作っている枝に栄養を回しましょう。
サザンハイブッシュ系統の特性として、木がコンパクトになりがちなのであまり切り戻しをする必要はありません。
ただし、サザンハイブッシュにも樹勢が強い品種(ミスティやサンシャインブルーなど)はあるので、品種の特性を理解しながら剪定をしてあげると良いです。
我が家のミスティは、特に切り戻し剪定は必要ありませんでした。
しかし、花芽の量が多かったので、実の質を重視するため、半分ぐらい花芽を落としています。
冬剪定をやる前の問題点と剪定後の様子
剪定前の問題点
苗木を購入後1年間は剪定をしなかったので、樹形は荒れ放題。
小さい花芽はそのままにしてくと実は着きますが、品質にはあまり期待ができません。
徒長枝も多く、成長させる枝を見極める必要がありました。
剪定後の様子
剪定後の様子をご覧ください。
間引き剪定を中心に剪定をしたので、樹形は変わりませんが、全体的に風通しが良くなりました😊
剪定前後のサザンハイブッシュの変化はこんな感じです。


さらにラビットアイは切り戻し剪定を行い、樹形を整えています。


切った枝はざっとこんな感じです。

木によって切るべき枝の量が違うので、一概にどの程度の割合で剪定するなどは言えませんが、個人の感想だと結構切ったなという感じます。
落とした枝の活用・処分方法
冬剪定を行ったあとの枝は、自治体のルールに従って適切に処分することが大切です。
アパートのベランダには放置せず、可燃ゴミや剪定ゴミとして処分しましょう。
自治体によって、引き取ってもらえない場合もあるので、捨てても良いかは自治体に確認してください。
昨年の剪定では、徒長枝を使った挿し木にチャレンジしたので、その記事もよかったらご覧ください。
ちなみに、その時の挿し木は全て枯らしてしまいました😅
今年は、挿し木の管理が出来そうな余裕がないので、剪定後の枝は全て処分します😭
まとめ
ブルーベリーの冬剪定は、系統によって適切な方法が異なります。
特にサザンハイブッシュの切り戻し剪定には注意し、木の成長を妨げないように間引きを中心に行いましょう。
ラビットアイ系統は比較的強めの剪定が可能ですが、剪定のバランスを考えながら作業を行うことが大切です。
久々のブログ更新で記事を書くので、理解しやすかったでしょうか?
最低限の管理作業は行っていましたが、作業時間が取れず、ブルーベリーが放置気味になっているのが気になります。
いつになったら、しっかりと作業ができるようになるのでしょうか?
ちゃんとブルーベリーに向き合える日が戻ってくるまで、枯らさないように最低限の管理作業は続け、今年の収穫ができればいいです。
それでは、皆さんもおいしいブルーベリー作りを楽しんでください👋
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