ご覧いただきありがとうございます🙇♂️
先日ブルーベリーの花に関する記事を投稿しました。
詳細はこちらからご覧いただけると幸いです😊
ブルーベリーは花のひとつひとつが受粉して実が着きます。
しかしブルーベリーには、受粉に関して注意する点があります。
今回はブルーベリーの栽培を始めてされる方に向けて、ブルーベリーの受粉の特性とたくさん実が着くテクニックについて共有します。
ブルーベリーは”他家受粉”で実着きがよくなる😊
ブルーベリーの受粉とは?
ブルーベリーはこのような花を咲かせます。
ひとつの花に雄しべと雌しべがあり、花の中にある雄しべに花粉があり、花の先端にある柱頭に花粉がくっつくことでブルーベリーは受粉します。
受粉したブルーベリーは、だんだん花の根元が膨らんできてブルーベリーの果実になります。
自家受粉と他家受粉の違い
ブルーベリーの受粉には2種類あり、”自家受粉”と”他家受粉”があります。
自家受粉は、同じ木・同じ品種(ティフブルー同士など)の花同士で受粉している状態です。
他家受粉は、同じ系統(ラビットアイ同士やサザンハイブッシュ同士など)の違う品種の花同士で受粉している状態です。
ブルーベリーは、他家受粉した方が実着きがよくなると言われています。
そのため、生産者さんや気の利いた園芸店などで苗木を1本だけ購入すると同系統の違う品種をもう1本おすすめされます。
特にラビットアイにその傾向が強く、我が家のブルーベリーも10品種以上を混ぜて栽培しています。
受粉を手伝ってくれる助っ人たち
ブルーベリーの受粉は昆虫を介して行われます。
代表的な昆虫はミツバチやマルハナバチなどです。
特にミツバチは飼育がされているため、生産者さんでは、ミツバチの巣箱を置き放し飼いにして園内のブルーベリーを受粉させるようです。
しかし、ミツバチは雨や風の影響を強く受けてしまうので、受粉の時期に天候が悪いとその年のブルーベリーの実着きは悪くなってしまいます。
天候が悪い場合や、ミツバチなどの昆虫がいない場合は、人工授粉という方法もあります。
人工授粉は耳かきのフワフワな部分などを使って、花から花粉を採取して、他の花に付着させる方法です。
ただ、ブルーベリーが数本の時には良いですが、たくさんある場合はかなりの時間が掛かってしまいます💦
受粉成功のサインの見分け方
ブルーベリーは受粉したかどうかが見た目で分かります。
その見分け方が、花の向きです。
ブルーベリーの花は通常下向き(花の開いている方が下)です。
しかし、受粉して花びらが落ちると下向きだった方向が上向きに変わります。
お持ちのブルーベリーの花が上向きに変わっていると受粉成功です😊
まとめ:ブルーベリーの実着きを良くする栽培テクニック
今回は、ブルーベリーの受粉について取り上げました。
ブルーベリーの実着きを大きく左右するのが受粉の成功です。
受粉の成功確率が高くなる栽培テクニックは次の通りです。
- 同じ系統、違う品種のブルーベリーを2本以上栽培し、”他家受粉”できる状態を作る
- ミツバチなどの受粉を助けてくれる昆虫がいる環境で栽培をする
- 昆虫が活動しやすい、雨風の影響を受けにくい場所で栽培する
- 昆虫がいない場合は、耳かきなどを使って人工授粉を試してみる
実着きが悪いなと思ったら上の方法を試してみると、実着きが改善するかもしれません。
自分はブルーベリーの受粉は昆虫に任せています。
幸い自然が多い地域で栽培しているので、特に気にしなくても虫が寄ってきてしまいます。
ミツバチなどの益虫だけならいいですが、害虫も一緒によって来るのが悩みです💦
今回、受粉について調べているとミツバチの飼育についての記事にもたくさん触れました。
来年はミツバチの力をたくさん借りるのも良い方法かもしれませんね。
それでは皆さんもブルーベリー栽培を楽しんでください👋
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