ご覧いただきありがとうございます🙇♂️
すっかり遅くなってしまいました💦
何がというと、挿し木の作業についてです。
1月に行った冬剪定後、挿し穂となる枝を冷蔵庫に寝かせたまま6月になってしまいました。
忘れていたわけではないのですが、プライベートが忙しくてなかなか手が付かず、ズルズルと6月。
暖かいを通り越して、暑くなってきてしまいました🥵
今回は、今年の挿し木のキックオフをやっていきます。
ほぼ半年の間、冷蔵庫で寝かされた挿し木の状態や、通常の挿し木作業との大きな違い、挿し木に使用した資材について共有します。
6月からでもブルーベリーの挿し木はできる!一応…
半年間眠っていたい挿し穂の状態
挿し木作業には2種類あり、冬剪定の時に採取した枝を挿し穂にする「休眠枝挿し」と、夏剪定の時に採取した枝を挿し穂にする「緑枝挿し」の2種類あり、自分は今年も「休眠枝挿し」をします。
昨年の挿し木の初期ロットは全滅させてしまいました💦
詳細はこちらからどうぞ🙇♂️
今回使用する挿し穂は1月の剪定時に採取した枝です。
冬剪定の記事はこちらから🙇♂️
予定では3月頃に挿し木をする予定でしたが、ブルーベリーの管理作業そのものができなくなるほどに、忙しく、すっかり時期を逃してしまいました😭
少し時間ができたので、挿し木をやろうと冷蔵庫から出したらこの状態。
少し芽が出てますね💦
しかも、もやしかホワイトアスパラみたいに真っ白です。
日に当たらないせいでしょう。
すでに芽が出ているので、発芽は難しいか?と思いますが、まだ芽を出していない葉芽もあるのでワンチャン挿してみることにします。
挿し木に必要な資材
挿し木をすると決めたら、資材の調達です。
今回使った資材はこちら👍
- 鹿沼土(細粒)
- ポリポット(60mm)
- メネデール
- カゴトレイ
鹿沼土(細粒)
今回の挿し木では鹿沼土の細粒を使用します。
鹿沼土を採用した理由は、酸性土壌であること、肥料分を持たないこと、保水性と通気性を両立していることです。
あとは、昨年ピートモスで挿し木をしたのでピートモスとの生育の違いも見たかったからです。
来年はピートモスと鹿沼土を同じ木から採れた挿し穂で生育の違いを比べてみましょう。
触った感じは、思った以上にサラサラなので、しっかり根を張ってくれるか少し心配です。
ポリポット(60mm)
昨年の挿し木のあまりで💦
100均でも、入手できます💯
メネデール
クロロシス対策の残りです。
挿し穂の発芽と発根の成功率を上げるために使用します。
メネデールなんで挿し木のためにある資材でしょう(笑)
使わない手はないです👍
カゴトレイ
ポットをいれておくカゴトレイです。
家のどこかにあると思っていましたが、意外とないので購入しました。
1つ200円くらいでした。
枝が固すぎ!刃が立たない時の救世主
資材も準備できたので挿し穂を作っていきましょう。
詳しい作り方は過去の記事をご覧ください。
保管した挿し穂をまずは剪定ばさみで半分にします。。。
しかし固い。固すぎます。
デザインナイフでくさび型に根元側をカットしますが、デザインナイフでは刃が立ちませんでした。
包丁なども試しましたが、コロコロと枝が転がって危なかったです。
さてどうしたものか。
その時目に入ったものが👀
料理に使用しているスライサーですね。
試しに挿し穂をカットしてみると、固いですが安定してスパスパと切れます。
一発でのカットは難しいですが、これで少しずつカットしていきます。
ピーラーでもできますが、こちらの方が作業性は良さそうです。
挿し穂は切りそろえた後、半日ほど水に浸けておきます。
今回はメネデールを100倍に薄めた水を使用します。
発芽・発根する確率を少しでも上げるためです。
挿し木作業と管理方法
しっかりとメネデールに浸け込んだので、ポットに挿します。
まずはポットの8分目ぐらいまで鹿沼土を入れて、上から水をかけてあげます。
先に水を混ぜ込んでもいいかもしれません。
水含ませる理由は、挿し穂をしっかりと自立させるためです。
乾燥したままでは鹿沼土がサラサラすぎて挿し穂がしっかりと立ちません。
水をかけたら、指や使わなかった挿し穂でくぼみをつけます。
くぼみをつける理由は、挿し穂の根元を傷めないためです。
グリグリとを差し込んでしまうと、せっかくカットした根元が傷んで発根しないかもしれません。
くぼみに枝を差し込んでから隙間を鹿沼土で埋めて、再度上から水をかけてあげます。
土が流れ出ないように、そっと水をかけましょう。
水をかけることで鹿沼土と挿し穂がしっかりかみ合い、挿し穂が安定します。
挿し木したポットは日陰に置いておきます。
昨年の失敗談として新芽に直射日光があたり、挿し穂を全滅させてしまいました😭
今年は置き場所をしっかりと選んで保管しておきます。
水やりは、真夏は毎日2回、春・秋・冬は土が乾いたら行います。
気温が高い時期は一日でカラカラになってしまいます🥵
挿し木の今後の管理計画
挿し木したポットについては、今後葉芽が展開、枝の伸長、根の活着といった順番で成長していきます。
今のポットが根鉢(根でびっしり)の状態になったら、少し大きいポットに植え替えてあげます。
ポットが大きくなれば、木もより大きく成長できるので、少しずつポットを大きくしてあげましょう。
自分は60mmのポットの次は、75mm、90mmとサイズを少しずつ上げています。
また、葉が展開したら徐々に日が当たりやすい場所に移してあげましょう。
まとめ:6月からでも挿し木はできるが今後の経過を観察🔎
今回は、ブルーベリーの挿し木を作業を行いました。
手順とポイントは以下の通りです。
挿し穂の選定と準備
- 1月に剪定した枝を冷蔵庫で保管していたものを使用します。
- 資材として、鹿沼土(細粒)、ポリポット、メネデール、カゴトレイを使用しました。
挿し穂の作成
- 挿し穂を10cm程度にカットし、根元をくさび型にカットします。固い場合はスライサーを使用して安定してカットします。
- 挿し穂をメネデールを100倍に薄めた水に浸けることで、乾燥を防ぎつつ、発芽と発根を促進します。
挿し木の手順
- ポットに鹿沼土を8分目まで入れ、水を含ませます。
- 指や挿し穂でくぼみを作り、挿し穂を差し込み、鹿沼土で隙間を埋めて再度水をかけます。
- 挿し木したポットは日陰に置き、直射日光を避けます。
今後の管理
- 水やりは、真夏は毎日2回、春・秋・冬は土が乾いたら行います。
- 挿し木が根付いたら、ポットを少しずつ大きくし、葉が展開したら日当たりの良い場所に移動します。
今更ながらブルーベリーの挿し木作業でした💦
6月になるとブルーベリー農園さんも今シーズンの営業を開始されるので、自分は今更なにをやっているのでしょうか…
挿し木の様子は今後Instagramで共有していきたいと思います。
それでは、皆さんもブルーベリー栽培を楽しんでください👋
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