【ブルーベリーの追肥】🌱追肥の与え方と化成肥料の使い方を解説

【ブルーベリーの追肥】🌱追肥の与え方と化成肥料の使い方を解説 ブルーベリー

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クロロシスが発生し、土壌酸度の測定をしたことを投稿しました。

鉢の土壌酸度が高くなると、鉄などの無機物の吸収が邪魔されて葉が黄色くなり、木や果実に充分に栄養が供給されません。

結果、土壌酸度はそこまで高くなく酸性を示していたようなので、シンプルに肥料不足の可能性もあります。

しかし、そろそろ追肥の時期でもあるので、土壌酸度を矯正する目的も合わせて、追肥をしていきます。

今回は、葉っぱが黄色くなった、追肥のタイミングが分からないという方に向けて、自家製の化成肥料の追肥についてご紹介します。

硫安を含む化成肥料を使用して葉の症状の改善を目指す

追肥には速効性がある化成肥料を与える

今回与える肥料は、以前ブレンドした自家製の肥料を与えます。

使用する原料は、硫酸アンモニウム、過リン酸石灰、硫酸カリウムの3つです。

ブレンドのレシピは、リンク先の記事を参考にしてください。

鉢への植え付け時に与える元肥は、油かすを与えています。

油かすは有機肥料で、微生物による分解のプロセスがある分、ゆっくりと肥料分が効きます。

しかし、追肥に与える化成肥料は肥料分を直接与えるので速効性があります。

5月以降ブルーベリーは新梢を伸ばしたり、果実を肥大化させるために肥料分を必要とします。

発芽や花を着けるための元肥がそろそろ切れてくる頃です。

また、枝や果実が大きくなるスピードは速く、緩効性の肥料では肥料分の供給が追い付かないでしょう。

速効性のある化成肥料であれば、肥料分をダイレクトに与えることができるので、ブルーベリーの要求に応えることが出来ます。

化学肥料を使用する注意点としては、肥料が強いので多く与えて過ぎると”肥料やけ”という症状が発生し、逆に木を弱らせてしまいます。

用法用量は守って肥料を使いましょう。

適切な使用量はあとでご紹介します。

ブルーベリーの追肥には硫安が入った化成肥料がおすすめな理由

化成肥料を与えますが、なんとなく買ってきた化成肥料を与えると失敗してしまう可能性があります。

ブルーベリーに与える化学肥料は、硫安(硫酸アンモニウム)などのアンモニア態窒素を含んだ肥料がおすすめです。

自家製の肥料にも硫安が含まれています。

硫安を含んだ肥料がおすすめな理由としては次の2つ。

  • ブルーベリーは好アンモニア性植物であること
  • 硫安が土壌pHを下げてくれる(酸性土壌にしてくれる)こと

ひとつずつ解説します。

ブルーベリーは好アンモニア性植物であること

肥料に入っている窒素には種類があって、硝酸態窒素とアンモニア態窒素があります。

ブルーベリーはアンモニア態窒素で成長しやすい、好アンモニア性植物です。

肥料を買う時に、よく確認せずに窒素の量だけで判断すると硝酸態窒素の場合があるので、お店で化成肥料を買う時にはパッケージのアンモニア性窒素の量を確認しましょう。

硫安が土壌pHを下げてくれること

ブルーベリーの葉っぱが黄色くなる理由には、土壌の無機物が少ない理由ともう一つ、土壌の酸度が高い(アルカリ性に傾いている)ことは説明しました。

土壌酸度が高いと、鉄分が土壌に溶けにくくなってしまうからです。

そのため、ブルーベリーが鉄分を吸収することが出来ずにクロロシスが発生してしまう可能性が高くなります。

硫安は土壌酸度を低下させる作用があります。

そのため、硫安はアンモニア態窒素と一緒に土壌に含まれる鉄分を、しっかりとブルーベリーに届けることが出来ます。

追肥をあげるタイミングと与え方

ブルーベリーに追肥をあげるタイミングは、果実が着き始めて大きくなり始めるタイミングか新梢が伸び始めたタイミングで行います。

果実が着くタイミングは、ハイブッシュ系統かラビットアイ系統によって収穫時期が異なり、タイミングが変わりますが、ハイブッシュは5月、ラビットアイは6月ぐらいです。

若い木など実を着けない場合は、枝の成長に合わせて与えましょう。

新梢が伸び始めてきた5月に追肥を行いましょう。

追肥の与え方は、今まで行った作業と同様に鉢のふちに〇を描くように肥料を撒きます。

追肥の与え方は、今まで行った作業と同様に鉢のふちに〇を描くように肥料を撒きます。

与える量は、小さじ1から2です。

鉢の大きさによって変えています。

  • 8号鉢は1
  • 9号鉢は1.5
  • 10号鉢は2

といった感じです。

与える量は、小さじ1から2です。

株元に近い位置で撒いてしまうと、肥料分がダイレクトに効きすぎてしまうので、やはり肥料やけの原因になってしまいます。

まとめ:ブルーベリー栽培にあった肥料を選んで木と果実を大きくする

今回はブルーベリーの追肥について、追肥に適した肥料とその理由についてご紹介しました。

ブルーベリーに追肥で与える肥料は、速効性のある化成肥料がおすすめです。

木の成長と果実の肥大化により、肥料分の要求が多くなるため、速効性のある化成肥料ならブルーベリーの要求に応えることが出来ます。

また、与える肥料には硫安を使用した肥料が適しています。

硫安には、ブルーベリーの好むアンモニア態窒素と土壌酸度を下げる2つの要素があり、ブルーベリーの肥料に適しています。

肥料を購入するときは、パッケージの窒素の内容をよく確認して選びます。

今回は硫安の入った自家製の肥料を与えました。

肥料やけに注意して用法用量を守り、鉢のふちに〇を描くように肥料を撒きました。

昨年は追肥に失敗して、だいぶ葉っぱが黄色かったです💦

今年は同じ失敗をしないように、準備して進めていました。

結局は、今年も葉っぱを黄色にしてしまいまいしたが。。。

鉢植えで栽培すると、鉢の中の環境だけで栽培するので肥料については悩まされます。

多すぎてもダメ、少なすぎてもダメです。

また、肥料については栽培される方それぞれの考えがあり、完全有機肥料で栽培される方、液肥を点滴で潅水される方などたくさんの考え方があり、どれが正しいといったわけでもありません。

自分の目的に合った栽培方法で楽しめばいいと思います。

自分の目的は、自家製のブルーベリーをたくさん食べたい🤤

この1点で栽培をしているので、肥料についてはブルーベリーが大きな実をたくさん着けてくれればうれしいです。

これからもブルーベリーのご機嫌を伺いながら栽培したいと思います。

それでは、皆さんもブルーベリー栽培を楽しんでください👋

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