ご覧いただきありがとうございます🙇♂️
個人でブルーベリーを栽培している方は、鳥害対策はどうしていますか?
自分は、現在悪戦苦闘中です😭
以前の記事で単管パイプを使用した、ブルーベリーの鳥害対策についてご紹介しました。
あの時作った支柱ですがあまり出来が良くないので、今回組み直します💦
今回は、
- ブルーベリーの鳥害対策について知りたい人
- 単管パイプを利用したネット用支柱の組み立て方について知りたい人
- 必要な資材にいくらお金がかかるか知りたい人
に向けて共有します。
費用を抑えたブルーベリーの鳥害対策の方法をご共有します。
ブルーベリーの防鳥ネット支柱を再構築
鳥害対策してブルーベリーの収穫量を増やしたい
まず、鳥害対策の必要性と考え方についてはこちらの記事を見てください。
ブルーベリーの鳥害対策は、ほとんどの農園さんで防鳥ネットを張って対応しています。
花や実を守るために必要な作業だからです。
仮にネットをしないと、鳥が実をつついてしまいます。
また、傷んだ実に虫が集まるため大丈夫な実もダメにしてしまう二次被害も発生します。
生産者さんの場合は、売上に直結するので対策が必要です。
個人栽培でここまでする必要ある?と思う方もいるかもしれません。
ただ、自分は収穫量を増やしてたくさんブルーベリーを食べたいので鳥害対策しようと思います。
前回組み立てた支柱には問題点がたくさん
鳥害対策をしようと思い立ち、前回インターネットで情報を集めながら支柱を組み立てましたが、たくさんの問題が出てきました。
- そもそも覆える本数が少ない
- 組み立ての作業性が悪すぎる
- 安定感がなく倒れそう
それぞれ見ていきます。
そもそも覆える本数が少ない
前回組み立てた支柱にネットを掛けたとしても、4本のブルーベリーしか覆うことができませんでした。
今年実を着ける木は13本あるので全然足りません。
前回組み立てた支柱に15,000円くらい費用が掛かったので、3倍の費用が必要になります。
組み立ての作業性が悪すぎる
覆えるブルーベリーを増やすため支柱を増設するにしても、組み立て時の作業性が悪すぎて、また組む気になりません。
単管パイプは意外と重いです。
支柱と支柱の間に単管パイプを掛ける作業が、1人ではやりづらい。
手伝ってもらうにしても、自分の趣味で家族の時間を使うのは申し訳ないので、可能な限り1人作業で出来るような構造を考えます。
安定感がなく倒れそう
やっとの思いで組んだ支柱ですが、安定感がなく倒れそうです。
ちょっとの風では大丈夫ですが、何かの拍子に倒れて家族や自分がケガするのは避けたいです。
上部に重心があるので、軽く押してもグラグラします。
構造を見直して問題点を解決
最終的に今回組み上がったものご覧ください。
今の自分の栽培環境だとこの構造がベターだと考えます。
この構造にするメリットは
- 支柱部分を2つに分割することで木の本数に合わせて拡張できる
- 単管を上に持ち上げる作業がないので、作業性が改善した
- 筋交いを入れることで安定感UP
支柱部分を2つに分割することで木の本数に合わせて拡張できる
拡張性を持たせるために、支柱部分を左右?2つに分割しました。
分割することにより、ネットを掛ける木の本数に合わせて拡張することが可能になりました。
支柱1セットでネットを掛けれるブルーベリーの数も多くなりました。
単管を上に持ち上げる作業がないので、作業性が改善した
前回、作成した時に苦戦した、単管パイプを上げる作業。
この作業が今回はありません。
地面に”コ”の字に単管で土台を組んで交差したところに支柱を立てて終わりです。
1人作業が楽になりました。
筋交いを入れることで安定感UP
支柱を立てているだけでは、不安定感は増してしまいます。
そこで今回は、各単管に筋交いを入れます。
筋交いを入れることで、軽く押す程度であればグラグラしません。
また、単管で土台を組んだことにより支柱の重心が下にあるので安定感もあります。
しかし、メリットがあればデメリットもあります。
拡張性を持たせたり、筋交いを入れたりしたことで支柱1セット分の費用が上がってしまいました。
費用感については次でまとめてご紹介します。
資材の数・金額が増えたが、カバーできる鉢の量はそれ以上に増えてコスパ改善
今回、ネット用の支柱を再構築したことで部品の構成も様変わりしました。
ネットを張る支柱を4本立てる構造で資材の数と金額を一覧にします。
コメリドットコムでも買えますが、すべて実店舗で揃えています。
資材名 | 数量 | 単価 | 金額 | 用途 |
---|---|---|---|---|
単管2m | 10 | ¥1,280 | ¥12,800 | 支柱・土台 |
単管1m | 8 | ¥648 | ¥5,184 | 筋交い |
直交クランプ | 8 | ¥198 | ¥1,584 | 支柱・土台 |
自在クランプ | 16 | ¥198 | ¥3,168 | 筋交い |
直交タルキ止めクランプ | 4 | ¥178 | ¥712 | ロープ留め |
単管キャップ | 32 | ¥38 | ¥1,216 | 単管端部保護 |
78 | ¥24,664 |
点数が増えたのは単管キャップのせいではありますが、金額も再構築前より10,000円くらいアップしました。
主な要因は筋交い用の資材が必要になったことです。
筋交い用に追加購入した部品だけでも8,000円強のアップ。
しかし、カバーできる鉢の量を考えるとむしろコスパが良いです。
再構築前は鉢4台が最大でしたが、今回は支柱を左右で切り離しているのでネットの長さが許す限りカバーできる鉢の量も増やすことができます。
まとめ:ブルーベリーの鳥害対策はネット張りを残すのみ
今回はブルーベリーの鳥害対策のためのネット用支柱の再構築を行い、作業性とコスパを改善しました。
ブルーベリーの鳥害対策には、防鳥ネットを使用することが一般的ですが、これは花や実を守るために重要な作業です。
鳥が実をつついたり、傷んだ実に虫が集まることで、収穫量や品質が落ちるためです。
前回、鳥害対策のために単管パイプで作った支柱には、たくさんの問題点がありました。
そのなかでも、
- 覆える木の本数が少ない
- 支柱の組み立て作業性が悪い
- 安定感がない
という3点が問題で、支柱の再構築をしています。
今回の再構築では支柱部分を2つに分割して、木の本数に合わせて拡張できる構造に改良しました。
この変更により、
- 覆えるブルーベリーの本数が増えた
- 作業性も向上した
- 筋交いを導入して安定感がアップした
など、問題点を解決することができました。
新しい構造により支柱1セットの費用は増加しましたが、カバーできる木の本数がそれ以上に増えたことでコスパが改善されました。
今回の記事は、再構築前の記事と合わせてご覧いただきたいです。
単管の組み立て方については、ほとんど触れていません。
良かったら前の記事と合わせて、コメリの説明動画をご覧ください。
この動画を見て簡単と思い単管を組み始めましたが、この動画は罠でした。
こんなに簡単に組めるものではありません💦
ただ、繰り返していくうちにだんだんと作業性も良くなりました。
必要だと思う道具もわかってきます。
今回道具で1つ買ったものは、17mmのラチェットレンチです。
これ1つで作業性がグンと上がりました。
1度組んでみて、失敗してまた組んでみる。
経験することで色々なものが身に付きます。
ブルーベリーの栽培が自分に色々なことを与えてくれました😊
それでは皆さんもブルーベリー栽培を楽しんでください👋
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