【初めてのブルーベリー栽培】🔰鉢栽培を始める時に苗木を買ったらまずやること

【初めてのブルーベリー栽培】🔰鉢栽培を始める時に苗木を買ったらまずやること ブルーベリー

ご覧いただきありがとうございます。

先日、ベリーガーデンさんからブルーベリーの苗木を購入してきました。

どれも立派な苗木です。

ベリーガーデンさんからブルーベリーの苗木を購入してきました。

ブルーベリーの苗木を購入したとき、最初は黒いポリポットに入っています。

自分は購入したら早めにポットから鉢に移してあげるようにしています。

今回は、

  • ブルーベリーの苗木を購入したけど最初に何をすればいいかわからない人
  • 植え替えしたいけど必要な資材や方法が分からない人
  • 新しく買ったブルーベリーを植え替えするメリットが知りたい人

に向けて共有します。

ブルーベリーの苗木を買ったけど何をすればいいかわからない人の助けになれば幸いです。

ブルーベリーの苗木を買ったら、まず鉢に植え替えてあげる

ブルーベリーの苗木を買ったら早めに鉢に植え替えてあげる理由

ポリポットのままだとブルーベリーの栽培上よくない点がたくさんある

ブルーベリーの苗木を購入した時に大体は黒いポリポットに入っています。

すでに購入した皆さんはそのまま栽培していませんか?

実はそのままではブルーベリーの生長によくないことが3つあります。

  • すでにポットの中身は根詰まりしている
  • ポリポットだと不安定で風で倒れてしまう
  • 用土がすぐに乾燥してしまう
すでにポットの中身は根詰まりしている

購入した時点で生産者さんのところで大きくしてもらっているブルーベリーの苗木。

しっかり管理されて栽培されているので、根がしっかりと張っています。

ポットの中ですでに根がパンパンなのでこれ以上成長する余地がなくなってしまっています。

実はこれが要注意ポイントで、ポットの中ですでに根がパンパンなのでこれ以上成長する余地がなくなってしまっています。

木の上物(地面より上の部分)の大きさは、根の張り具合に比例しています。

これ以上根が張れないので、木の上物の生長もそこで止まってしまいます。

ポットより少し大きめの鉢に移して根が伸びる余裕を作りましょう。

ポリポットだと不安定で風で倒れてしまう

ポリポットだと苗木の大きさに対して、ポットのサイズが小さすぎます。

苗木を1本だけ置いた場合、非常に不安定です。

なぜこのサイズのポットなのかというと、苗木は”カゴトレイ”で生育を行うからです。

分かりづらいですが、ポットを並べているのがカゴトレイです。

カゴトレイにポットを並べて栽培するので、この場合は安定感が出ます。

しかし、苗木1本だと簡単に風などで倒れてしまうので、木を傷めてしまいます。

苗木が倒れないように、鉢に植え替えて木の安定感を出してあげる必要があります。

土がすぐに乾燥してしまう

ブルーベリーは非常に乾燥に弱い植物です。

夏の高温の時期には、1日に2回水やりしないと土がカラカラです。

せっかく買ったブルーベリーが、1年持たずに枯れてしまうかもしれません。

ポットでそのまま栽培すると、木のサイズに対し土の量が少なすぎます。

あっという間に土が乾燥してしまい、木に大きなダメージを与えてしまいます。

ポットのサイズよりも少し大きめの鉢に植え替えることで土の量を増やし、水を多く保持できるようにします。

ブルーベリー購入後の植え替えの手順は3ステップ

ポットでそのまま栽培をするには問題があるのでポットよりも少し大きめの鉢に植え替えてあげましょう。

手順はざっくり3ステップです。

  1. 用土をブレンドする
  2. 苗木の花芽を落とす
  3. 鉢に植え替える

この手順に沿って詳しくご紹介します。

使用する鉢はいつもの菊鉢

菊鉢を選ぶ理由は重心が低くて安定し、耐久性があり、なおかつ安い

菊鉢はこんな鉢のことを言います。

購入時の3年生苗は、8号の菊鉢に植え替えています。

もともと家族が菊を栽培していたので、家にたくさんありました。

菊鉢はプラスチックでできており、非常に軽くて取り回しが良いです。

しかも鉢底の面積が広いので、軽い割に安定感もあります。

買ったすぐの苗木ぐらいでは、少しの風でもビクともしません。

木が倒れることを心配せずに栽培することができます。

菊鉢は耐久性にも優れています。

自分は栽培初期にダ〇ソーで購入したプラスチックの植木鉢を使用していました。

栽培を初めて3年目ですが、その鉢はすでにバキバキに割れています。

おそらく屋外での栽培なので、太陽光で劣化してしまったのでしょう。

一方菊鉢は、家族が10年以上前に菊栽培をやめて屋外に放置されていました。

しかし、まだまだ現役で使用することができます。

そして、菊鉢を使う最大の利点は安いこと。

コメリで買うと8号菊鉢が大体300円くらいです。

ダイソーの鉢も大体そのくらいでした。

耐久性を考えると圧倒的なコスパです。

ブルーベリーは定期的に鉢を大きくしてあげる必要があるので、安定感があり、耐久性も高く、安い菊鉢はコスパよくブルーベリーを栽培したい人の強い味方になります。

ピートモスと鹿沼土を1:1でブレンド

ブルーベリーは酸性の土壌が好き

ピートモスと鹿沼土はどちらも酸性の用土です。

今までの鉢替え・鉢増しでも使っています。

配合も1:1でいつもと変えていません。

ピートモスを菊鉢5杯、鹿沼土を菊鉢5杯と実際の鉢を使って計るのが楽です。

8号菊鉢10台分の用土を準備するときは、ピートモスを菊鉢5杯、鹿沼土を菊鉢5杯と実際の鉢を使って計るのが楽です。

ぶっちゃけブルーベリー専用培養土でも全然かまわない

ホームセンターや園芸店でブルーベリー専用の用土を販売しています。

正直、専用の用土を使って栽培しても構いません。

ブルーベリーを数本だけ鉢栽培する場合は、専用の用土を使った方が簡単です。

すでに肥料まで配合され酸性にも調整されているので、簡単にブルーベリーに良い環境が準備できます。

自分がピートモスと鹿沼土をブレンドして使っている理由は、使用量が多いので費用を抑えたいからです。

お手軽に鉢栽培をしたい人は専用の用土をおすすめします。

買ったときに着いている花芽は落としてしまう

買ってすぐに実を着けさせると、最悪枯れてしまうかも!?

冬に購入したブルーベリーには、すでに花芽が着いています。

冬に購入したブルーベリーには、すでに花芽が着いています。

夏まで待てば、実が出来るでしょう。

でもちょっと待ってください。

その花芽、落とした方がいいかもしれません。

ベリーガーデンさんで苗木を購入した時にこのようなアドバイスをいただきました。

  • 今着いている花芽は除去した方がいい
  • 幼木のうちから実をつけることにより、木が体力を消耗して木の生長が止まる
  • 樹勢を回復し再び成長を始めるまで何年も養生しなければならない
  • 最悪の場合ひん死のダメージを受けて回復が望めない場合がある

と直接アドバイスをいただきました。

露地植えの場合は2年、鉢植え1年程度は結実させない方が木に良いとのことです。

ベリーガーデンさんのアドバイスを忠実に守り、すべての花芽を落としてしまいましょう。

剪定するのはすべての花芽と細い枝や徒長した枝などです。

詳しくは別の冬剪定の記事にてご紹介しているのでこちらもご覧ください。

ポットから出して根詰まりを解消する

花芽をすべて落としてしまったら、鉢に植える準備をしましょう。

買ったポットをすぐに鉢植にしてあげる理由で、根詰まりしているからというものがありました。

実際にポットから苗木を出してみましょう。

この状態で鉢植にしても新しい根が伸びることが難しいです。

根がびっしりですね。

この状態で鉢植にしても新しい根が伸びることが難しいです。

用土の表面を削ってあげましょう。

用土の表面を削ってあげましょう。

そのままの状態では根の身動きがとれないので、鉢の中で根を伸ばすことができません。

伸びたとしても、あまり活着してくれません。

用土の表面を削り根詰まりを解消してあげることで、新しい根を張る手助けをします。

用土と苗木の準備ができたら鉢に植え替える

鉢、用土、苗木の準備ができたらやっと植え替えです。

鉢への植え付け作業については過去の記事で解説してますのでこちらもご覧ください。

簡単に説明すると、

  1. 用土を鉢の半分くらいまで入れる
  2. 苗木を用土の上にのせてみて、苗木の高さを調整する
  3. 高さが決まったら株元まで用土を詰める
  4. 植え替えた鉢で地面をトントン叩き、しっかりと根と用土を密着させる。
  5. 最後に水を上げて、根と用土の隙間を埋める

意外と便利な”鉢スコップ”

鉢スコップとは小さ目の鉢をスコップ代わりにして作業することですが、次のメリットがありました。

  • 時間短縮:普通のスコップより大容量で土を入れる量が多くなり作業時間を短縮できる
  • 土の計量がしやすい:鉢何倍分として計量ができるので、繰り返しの細かい計量が不要になる

分かりづらいですが、菊鉢の陰にあるのが小さめの鉢を利用した鉢スコップです。

分かりづらいですが、菊鉢の陰にあるのが小さめの鉢を利用した鉢スコップです。

今回は、3年生苗を10鉢の植え替えを行いましたが、いつもより作業の効率がよかったと家族から言われました。

鉢スコップのおかげですかね?

まとめ:鉢に植え替えて、ブルーベリーが大きくなれる環境を整える

今回は、購入したばかりのブルーベリー苗木の植え替えについて共有しました。

購入したばかりのブルーベリー苗木は、黒いポリポットに入っており、これを早めに鉢に植え替えることが必要です。

ポリポットのままでは

  • 根詰まりしている
  • ポットが不安定で倒れる
  • 乾燥に弱いく最悪枯れる

などの問題があるので、早めに鉢への植え替えをしましょう。

鉢への植え替えは、

  1. 用土のブレンド
  2. 花芽の除去
  3. 根詰まりの解消
  4. 鉢への植え替え

の作業が必要です。

植え替え作業の時に、”鉢スコップ”を利用すると効率的な作業ができるので是非皆さんも試してください。

無事植え替え終わりました。

ホームセンターや園芸店さんで苗木を購入すると、最初にまず何やるかが分からないことが多いです。

その点、ベリーガーデンさんから手作りのマニュアルをいただき、最初に何をすれば良いかしっかり書いてありました。

少しブルーベリー栽培をかじっている程度の自分にはすごく勉強になりました。

ただ、園芸や農業をやっている方に対しては当たり前のことでも、自分のような初心者には難しいことも書かれています。

自分も本で勉強しながら栽培をしていて、今でもわからないことがあれば本を見る様にしています。

見ているのはこちらの書籍です。

※アフェリンク

カラーの写真付きで分かりやすく、ブルーベリー栽培に関する全般的なことが書かれています。

小さいので作業中にそばに置いておいてパラっとめくることもできます。

これ1冊あれば、ブルーベリー栽培の基本的なところは抑えられると思うので、栽培を始めたけど何をすればわからない人はこちらもご参考にされると良いと思います。

また、自分も初心者がつまづきやすいところを、実体験をこのブログ共有することで反面教師になれば幸いです。

それでは皆さんもブルーベリー栽培を楽しんでください👋

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