ご覧いただきありがとうございます🍇
先日、ブルーベリーの苗木を購入しました。
新春セールで少しだけお安く苗木を購入できました😊
しかし定価で購入するとブルーベリーの苗木は最近の相場だと3年生苗が1,500円ぐらいです。
数本買うなら大丈夫ですが、たくさん購入すると趣味の栽培では破綻します😥
でも、大丈夫。
実はブルーベリーは挿し木で増やせます。
しかし、品種をよく調べてから挿し木をしないと逮捕されちゃうかもしれませんよ。
今回は、
- ブルーベリーの挿し木用穂木の採取方法とその管理方法
- パテント品種は増殖しちゃダメ。ゼッタイ。
について共有します。
ブルーベリーの1歩進んだ栽培にチャレンジしてみたい方は是非ご覧ください🙇♂️
ブルーベリー栽培を加速させるために挿し木して増やそう🌱
挿し木の種類には2種類あります
まず、挿し木をする時期によって”休眠枝挿し”と”緑枝挿し”の2種類があります。
休眠枝挿し
前年に大きく伸びた新梢を冬剪定の時に採取しておき、休眠明けに挿し木します。
簡単にできる一般的な挿し木の方法です。
緑枝挿し
その年に伸び始めた新梢が花芽に分化する前に採取した枝を使用して挿し木にします。
夏の葉が着いた時期に行うので、高温による乾燥や、葉からの蒸散により挿し木の管理が難しい方法です。
自分はまだまだ素人なので、休眠枝挿しにチャレンジします。
挿し木用の穂木は今年伸びた太い徒長枝がおすすめ
挿し木用の穂木を採取するには、冬剪定の際に穂木を採取するのがおすすめです
冬剪定のときに切るべき枝については、こちらの記事をご覧ください。
挿し木に使用する枝は、前年に伸びた大きく伸びた徒長枝がおすすめです。
徒長枝は木の生長を管理する点からも、剪定してしまった方が良いです。
徒長枝の根元から、落としてしまいましょう。
挿し木に適しているのは10mm以上の太さがある、細長い50cm~100cm程度の枝がおすすめです。
太い枝を剪定するときは、よく研いだ切れ味の良い剪定ばさみを使いましょう。
断面をきれいに切れることで、木へのダメージを抑えることができます。
また、切れ味が悪いと切るときに余計に力が必要になり、手が痛くなってしまうので剪定を始める前にははさみをよく研いでから作業しましょう。
品種ごとに分けてフリーザーバッグで管理する
挿し木用の穂木を採取する時にはどの品種の穂木かの管理が必要です。
ブルーベリーは生長してから、どの品種かは区別がつきません。
もしかしたら区別がつく人がいるかもしれませんが、自分はさっぱりです。
どの品種を育てているかをきちんと管理しないと、ラビットアイかハイブッシュか、ラビットアイでもどの品種かは見当がつかないので、受粉のときなどには困ります。
どの品種かハッキリさせるために、穂木の段階で品種ごとに分けて保管しましょう。
今回品種を分けるために用意するのはフリーザーバッグです。
フリーザーバッグに品種名を書いておきましょう。
品種名を書いておくことで、どの品種を保管しているかが一目瞭然です。
枝が乾燥しないように濡らした新聞紙にくるんで冷蔵庫で保管
フリーザーバッグが用意できたら、フリーザーバッグのサイズに合わせて穂木を分割します。
もっと細かくても良いですが、極力断面を少なくして水分が逃げるのを防ぐのと、穂木へのダメージを少なくします。
穂木を細かく切るのは実際に挿し木をする時の作業です。
フリーザーバッグのサイズに切り分けた穂木を今度は新聞紙にくるんで、最後に水に浸してあげます。
こうすることによって穂木が乾燥することを防ぎます。
ビチョビチョでも腐ってしまうので軽く絞って水気を切ってあげましょう。
水気を切ったらフリーザーバッグに入れて、冷蔵庫の中に保管しておきます。
春先の挿し木作業までおやすみなさい。
パテント品種は増殖しちゃダメ。ゼッタイ。
最後に挿し木を行う時の注意点ですが、”パテント品種”を挿し木するときには注意が必要です。
パテント品種とは、その品種の権利を保護するための無断の増殖や商業的な利用が制限された品種のことです。
パテント品種を無断で増殖する、無許可で譲渡すると逮捕される場合があります。
実際に農林水産省のサイトで注意喚起がされているのでこちらご覧ください。
リンク先のケースでは、刑罰が科されてしまっていますね。
良かれと思って無料で譲る場合や、そもそも自分で栽培するために増やす場合も注意する必要がありますので、不要なリスクは取らない方が賢明でしょう。
その点では、挿し木する品種の管理は自分を守るためにも必要です。
穂木の品種管理はしっかりと行いましょう。
自分が挿し木しようとしてる品種がパテント品種かどうかを見分ける方法は、挿し木したい品種をネットで調べる方法が一番簡単です。
また、苗木を購入するときに誓約書に署名をした場合などは、大体パテント品種です。
挿し木で増やすときは、その品種がパテント品種でないかしっかりと確認しましょう。
まとめ:品種の管理を徹底してブルーベリーの挿し木を楽しむ
今回は、ブルーベリーの挿し木用穂木の採取方法とその際に気をつけるべきパテント品種についてご共有しました。
ブルーベリーの苗木は、挿し木を活用することで手軽に増やすことができます。
挿し木の方法について”休眠枝挿し”と”緑枝挿し”の2つの種類があり、自分は休眠枝挿しを行うことにしました。
挿し木用の穂木は、冬剪定のときに落とす前年の徒長枝を使用するのがおすすめです。
穂木の採取後は、品種ごとに管理しましょう。
フリーザーバッグに品種名を記入して、穂木ごとに分け冷蔵庫で保管しましょう。
また、自分がパテント品種を栽培している時には注意が必要です。
パテント品種とは、その品種の権利を保護するための無断の増殖や商業的な利用が制限された品種のことです。
パテント品種を無断で増殖させたり、譲渡したりすると最悪逮捕されるかもしれません。
パテント品種を取り扱うときにはしっかりとした管理が必要であるため、挿し木用の穂木を品種ごとに分けることは、自分を守るためにも必要な作業です。
自分みたいに情報を発信している立場だと、よく調べずにパテント品種を増やし、画像などを上げてしまうとそれが証拠になってしまい、前科持ち。。。なんてことがあるかもしれません😱
ブルーベリー栽培をしていて逮捕されるなんて絶対避けたいですね🚔
それでは皆さんもルールを守ってブルーベリー栽培を楽しんでください👋
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