【年間スケジュールまとめ】🍠さつまいも栽培初心者が1年間の作業内容を振り返る

さつまいも

ご覧いただきありがとうございます🍠

そろそろ2023年も終わりですね。

今年は、さつまいも栽培をはじめました。

さつまいも栽培の1年間で行った作業を振り返ります。

今回は、さつまいも栽培に関する記事を栽培スケジュールに沿ってまとめました。

  • 畑と苗の手配(3月)
  • 苗の到着後に植え付け作業(6月)
  • 炎天下の除草作業(7月~9月)
  • さつまいもを大きくするためのつる返し(8月~9月)
  • 害虫コガネムシの駆除(7月~9月)
  • 待ちに待ったさつまいもの収穫(10月)
  • 出来たさつまいもは焼き芋で食べる(11月)

個別の記事については、”サツマイモ”カテゴリの過去記事をご覧ください🙇‍♂️

404 NOT FOUND | ベリーブルーベリー
ブルーベリー・サツマイモ栽培のあれこれ

来年からさつまいも栽培を始めようと思う方の参考になれば幸いです。

さつまいもの栽培は初心者でも簡単にできました😊

畑と苗の手配(3月)

畑がないことにはさつまいも栽培は始まらないので、最初に畑の手配をしました。

職場近くの農家さんにお話をしたところ、職場近くの畑を貸していただけるとのことで、その畑で栽培をすることになりました。

農家さんが畑の準備を積極的に進めていただいたので、こちらとしては畑のことは考えずに他の準備ができたので助かりました。

畑の手配ができたので、次はさつまいもの苗を手配します。
苗はギリギリに注文してもない場合があるので、3月に通販で”安納こがね”の苗を事前に注文しておきました。

購入したサイトのリンクはこちらです。

”安納こがね”にした理由は、ねっとり系で甘い焼き芋が好きだからです。

さつまいも栽培を始めた理由が、自分がおいしい焼き芋を食べたいからなので自分の好みに合う品種を選定しました。

苗の到着後に植え付け作業(6月)

3月に注文した苗が、6月上旬に届きました。
本来であれば到着後すぐに植え付けしたかったのですが、到着日が選べなかったので作業日まで保管する必要がありました。
保管方法は知人からアドバイスで、バケツの水に浸けておきました。

植え付けまで水に浸け保管。浸けすぎによる根腐注意!

数日水に浸けておくと、節から根が出始めていましたが、少しぬめりも出ていました。
腐ってしまう前に、早く植え付けないといけません。

事前の耕うんは地主さんがやってくれていたので、その週末にすぐに植え付けを行いました。

しかし、元肥の施肥や畝づくりなどの作業を植え付けの1週間程度前に行っておく必要があり、その作業を計画していませんでした。

植え付け当日の作業となり、事前準備が出来ていなかったことが今年の反省点の1つです。

畝づくりは鍬1本で、休み休みやって1時間かかり翌日はもちろん筋肉痛です😖
買った苗は30本で、畝を3列つくり各畝10本ずつ苗を植え付けました。

30本の苗木を3畝、10本ずつに分けて栽培

なお、今年はマルチなしで栽培をしたかったので、マルチは張りませんでした。

炎天下の除草作業(7月~9月)

7・8・9月は気温が高くマルチなしで栽培しているため雑草が覆い茂り、さつまいもと雑草の違いが判らない状態に。

さつまいもと雑草の区別が付かないくらい雑草が生えます

とことん草刈を行います。

マルチをすればよかったなと思いましたが、気合と時間でカバーです。

夏は早朝など気温が上がりきる前に作業したり、こまめな水分補給をしたりして、熱中症対策をしてください。

刈った後の草は、”草マルチ”として畝を覆っておきます。

刈った草は畝に敷いて、”草マルチ”となり雑草を防止

草マルチをすることで雑草を抑制する効果を狙います。

草刈り作業中に、うっかり芋づるを切ってしまいました。

10%ぐらいの苗を草刈り中にダメにしてしまったのではないでしょうか?

さつまいもを大きくするためのつる返し(8月~9月)

夏の除草作業と同時に”つる返し”を行います。

つる返しとは、芋づるの途中から生えた根を地面から剥がしてあげる作業です。

芋づる途中の節から生えている小さな根は地面から剥がす

芋づるの根元に出来るさつまいもに栄養を集中させて、さつまいもを大きくする目的があります。

マルチなしで栽培をする場合には、好き放題伸びた芋づるを本来の畝に戻してあげることで、除草作業の作業性を上げる効果もありました。

害虫コガネムシの駆除(7月~9月)

除草作業などをしていると、コガネムシの幼虫に遭遇する場合があります。

コガネムシの幼虫自主規制

主に土の中に潜っており、さつまいもの根や芋の部分を食害するため、せっかくできた芋を穴だらけにされてしまいます。

自分で食べる分には穴だらけの芋でも構いませんが、農家さんなどで栽培されるさつまいもについては商品の価値を大きく損ないます。

コガネムシ対策にもマルチを使って栽培することが有効です。

夏の間に畑に産卵するので、畑を物理的に覆うことでコガネムシの害を防ぐことが出来ます。

今回はマルチを使用しないので、たくさん発生してしまいました。

見つけたコガネムシの幼虫は捕まえてサヨナラしてください。

待ちに待ったさつまいもの収穫(10月)

夏の度重なる除草作業を乗り越えて、待ちに待った収穫を10月に行いました。

草マルチの効果で最終的には、さつまいもが畑を覆いました

収穫タイミングを見極めるには”試し掘り”して、さつまいもの大きさを確認します。

※試し掘り写真

試し掘りしてさつまいもが小さければ、少し待ってから収穫をしてください。

さつまいものサイズがちょうどよければ、そのまま全部収穫をしても良いです。

掘り上げるときは、畝の横から鍬を入れてさつまいもをサイドから攻めていきます。

全部掘る前に試し掘りを実施とさつまいもの成長度を確認

さつまいもが見えてきたら傷つけないように、スコップで少しずつ掘り上げてあげます。

苗30本分の芋を収穫するのに、3時間程度かかりました。

全部で15kgのさつまいもが収穫できました。

約15kgのさつまいもを収 虫食いされたものが多い

収穫したさつまいもは全体的に虫食いが多かったです。

マルチなし栽培の最大のデメリットと感じました。

出来たさつまいもは焼き芋で食べる(11月)

収穫後の楽しみと言えば、やっぱり食べることです。

焼き芋で食べるのが1番だと思います。

さつまいもは、収穫直後よりも1ヶ月程度室温で保管しておくと美味しくなるそうです。

焼き芋を焼くにしてもたくさんの焼き方があり、炭火焼き芋とストーブ石焼き芋にチャレンジしました。

炭火で作る焼き芋は、甘くて美味しい焼き芋が出来るメリットがあります。

炭火は遠赤外線の効果でさつまいもが甘くなります

炭火から出る遠赤外線の効果で、さつまいもの中までしっかりと火が通ります。

またゆっくりと熱が伝わるので、さつまいものデンプンを麦芽糖に変える酵素が活性化する温度帯に長く留まることができ、その結果甘くて美味しい焼き芋が出来ます。

ただし、炭火を起こす手間が掛かるので、準備と片付けが大変でした。

その改良版として、ストーブ石焼き芋を作りました。

甘くて美味しい焼き芋ができる点は同様ですが、準備・片付けの手間が圧倒的に少なくなりました。

炭火と同様に甘く焼けました準備や片付けは不要

まとめ:今年の失敗を糧にして、来年は脱さつまいも栽培初心者😤

今回は、今年始めたさつまいも栽培のスケジュールの流れでご紹介しました。

1年間のサツマイモ栽培のスケジュールは以下の通りです。

  • 畑と苗の手配(3月)
  • 苗の到着後に植え付け作業(6月)
  • 炎天下の除草作業(7月~9月)
  • さつまいもを大きくするためのつる返し(8月~9月)
  • 害虫コガネムシの駆除(7月~9月)
  • 待ちに待ったさつまいもの収穫(10月)
  • 出来たさつまいもは焼き芋で食べる(11月)

周りの人にサポートをいただき、何とか収穫までたどり着くことが出来ました。

収穫したさつまいもは、焼き芋にする他にお世話になった人たちへのおすそ分けにしています。

さすがに1世帯では、15kgのさつまいもは消費できないので。。。

自分の家では毎週焼き芋を焼いている状態ですが、なかなか消費できません。

焼き芋以外の料理も作ってみたいと思います。

初めて栽培したので失敗も多かったですが、さつまいも栽培の一連の流れを学べたのがさつまいもよりも大きな収穫でした。

来年は苗の本数も増やして、少し規模を大きくしていきます。

規模が大きくなる分作業量が増えますが、時間とお金のバランスを取り仕事をしながらたくさんさつまいもが収穫できるように工夫して取り組んでいきます。

それでは皆さんもおいしいサツマイモ作りを楽しんでください👋

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