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皆さんはサツマイモが手に入ったら、どうやって食べますか?
絶対焼き芋ですよね(決めつけ)
前回、畑栽培で収穫した安納こがねを焼き芋にしましょう😊
そして、せっかく作るなら最大限美味しい方法で食べたいと考えます。
そんなあなたへのおすすめが、炭火を使った焼き芋です。
夏のBBQで残った炭があれば、炭火焼き芋を試してみてください。
炭火を使った焼き芋には、サツマイモを美味しく食べる秘密が隠されています。
今回は炭火を使った焼き芋にチャレンジしたい方に向けて、
- サツマイモが甘くなる仕組み
- 炭火の準備
- サツマイモの準備
- 炭火でのサツマイモの焼き方
- 炭火で焼いた焼き芋の食レポ
についてご紹介します。
炭火の焼き芋は時間が掛かるが甘くて美味しい
サツマイモが甘くなる仕組み
まず、炭火で焼き芋を始める前に炭火を選んだ理由があります。
電子レンジ・蒸し器などお手軽にサツマイモを食べる方法はいくらでもある中で、なぜ炭火なのでしょうか?
理由は、サツマイモが甘くなるからです。
サツマイモには多くのデンプンがあります。
また、サツマイモはそのデンプンを麦芽糖(甘味)に変える酵素も一緒に持っています。
この酵素の力を使ってデンプンを甘味に変えていくわけです。
酵素は60℃から65℃の温度で最も活発に働くので、この温度を保つことでサツマイモはより甘くなりますが、75℃を超えると酵素が働かなくなります。
参考にさせていただいたのはこちらの記事です🙇♂️
電子レンジなどの加熱方法では、温度が一気に上がってしまうためデンプンが麦芽糖に変わる時間が確保できないのです。
炭火では炭火からの距離や炭火の量で温度の上がり方を調整することができるので、温度の上がり方をゆるやかにすることが出来ます。
炭火の準備
余談ですが、投稿者は炭火を起こすことが得意です。
炭とその辺にあるもので炭火を起こすことが出来ます。
なぜかというと、学生時代に炭火焼きのバイトをしていたことがあるからです。
その辺の経験も含めて、炭火の起こし方について解説します。
炭火を起こすためには次の資材が必要です。
- ライター・マッチ
- 紙
- 木・竹の切れ端
- 木炭(木の面影が残っている炭)
- 練炭(筒状などに成形された炭)
最終的に練炭に着火させるのですが、練炭にいきなり着火させるのは至難の業です。
紙から徐々に日の着きやすいものに着火し、最終的に練炭に着火させるイメージです。
今回、焼き芋を焼くために庭に転がっていた素焼き鉢と火鉢を用意しました。
素焼き鉢は、炭火起こしのための器。
中に入っている炭は消し炭です。
素焼き鉢の中に残っていました。
消し炭は新品の炭よりも着火が早く、時短になります。
素焼き鉢は、消し壺代わりにもなるので便利です。
火鉢は、焼き芋を焼くための器。
なければ普通のバーベキューセットでも構いません。
ただ炭をおこす際に、ある程度深さがある容器を準備しておくと火が起こりやすいです。
深さのある容器に紙→木→炭と資材によって層を作ると着火がしやすくなります。
バイトのときはこんなものも使用していました。
紙と木や竹の切れ端を紙が下、木が上の順番で素焼き鉢の中に事前に組んでおきます。
この状態で着火。
秋や冬は空気が乾燥しているので火の取り扱いには注意しましょう。
この段階でとんでもなく煙が出ます。
お庭でチャレンジされる方はご近所さんの迷惑にならないように。
木に着火して火が安定してきたら、上から木炭を投入します。
今回は着火が早いので消し炭を使用します。
あくまで練炭へのバトンタッチ用なので、木炭の量は少しで大丈夫です。
木炭を投入し終わったら、うちわなどで空気を送ります。
火を消さないように様子を見ながら空気を送り、木炭に着火させてあげましょう。
木炭に着火したことを確認したら、練炭の登場。
ここまでのプロセスはすべてこいつに火を着けるための準備です💦
木炭を入れた時と同様、うちわなどで空気を送り着火させてあげます。
着火のプロセスで一番大変なのはうちわであおくことです。
電源が取れれば、ドライヤーを使うとかなり楽になります。
また、家に木や竹の切れ端なんかない!という方は割りばしなんかでも良いですよ。
むしろ自分は割りばしを余計に買って、火起こしの資材にしています。
サツマイモの準備
今回使用したサツマイモは、畑で栽培した”安納こがね”ともらったサツマイモです。
まだ土がついたままなので、洗って土を落とします。
濡れたサツマイモをキッチンペーパーでくるんで、その上から隙間なくアルミホイルでくるんであげます。
キッチンペーパーがない時には新聞紙でもOKです。
濡れた紙を挟んであげることで、表面が黒コゲになることを防ぎます。
炭火でのサツマイモの焼き方
サツマイモの準備をしていると、炭火もいい感じになってきました。
ここまで1時間くらいかかっています(笑)
サツマイモを火鉢の中に入れて、炭火をサツマイモの間に挟んでいきます。
両面から火を通すことで、まんべんなく火が通ります。
あとは様子を見ながら30分に1回程度、ひっくり返しながら焼いていきます。
焼けたかどうかの判定は、竹串やお箸がスッと入っていけば焼き上がりです。
焼けるまで1時間半から2時間程度かかります。
今回は大きめの芋に完全に火が通るまでに2時間かかりました💦
炭火で焼いた焼き芋のお味は?
それでは、焼き上がったので焼き芋をいただきましょう🤤
アルミホイルとキッチンペーパーを剥がしてみます。
炭火の後片付けや、一緒にやっていた作業を終わらせてからいただいたので、若干しっとりしてしまいました。
やっぱり焼いても白いですね。
表面が若干ベタベタします。
糖化もうまくいっているようです。
それではバリっと手で割ってみましょう。
鮮やかなオレンジ色ですね😊
一緒に焼いたサツマイモと比較してみましょう
比較すると色が全然違います。
それではいただきます。
食感はねっとり系とは聞いていましたが、まあまあねっとりです。
焼いてからすぐに食べてないので、若干ふやけてる?😅
味はもちろん甘い、激甘ですね🤤
今回の炭火焼き芋は大成功です。
ただ、作業後のおやつとしては、たくさん焼きすぎたので全部食べ切れません。
そんな時は、1つずつラップにくるんで冷凍しておくと電子レンジでチンしていつでも焼き芋が楽しめますよ。
まとめ:焼き芋を炭火で焼くときには気長に待つことも楽しむ
今回は、炭火を使った焼き芋の焼き方について炭火の起こし方から解説しました。
炭火を起こすときのポイントは、深さのある容器に紙→木→炭と資材によって層を作り、火が付きやすいものから着火していくと練炭に着火がしやすくなります。
サツマイモを用意するときは、濡らしたキッチンペーパーもしくは新聞紙をアルミホイルと芋の間に挟むことによって、サツマイモが黒コゲになることを防ぎます。
サツマイモの準備をしている間に練炭に着火しているので、サツマイモを火鉢の中に広げ、サツマイモとの間に火の着いた炭を挟むと両面から火が通り、まんべんなくサツマイモが焼けます。
サツマイモに竹串やお箸がスッと入っていけば焼き上がりです。
焼けた安納こがねは、普通のサツマイモと比べて鮮やかなオレンジ色です。
味も激甘でした🤤
たくさん作って食べ切れないときにはラップにくるんで冷凍しておくと、いつでも焼き芋を楽しむことが出来ます。
今回は、初のお料理?回でした😅
これでサツマイモ栽培の当初の目的が達成されました。
冷凍保存をしておき、朝食やおやつに少しずつ消費します。
炭火をおこすことは大変です🔥
オーブントースターや、オーブンレンジで焼けば簡単です。
甘い焼き芋も焼けます。
ただ炭火は、一度起こしてしまえばコンロのサイズにもよりますが、甘い焼き芋を一度にたくさん作れます🍠
食べたいときに都度焼き芋を焼くよりも、結果的に焼き芋1個あたりに使った時間も少なくなるので、焼き芋は焼きたてじゃないといけない、冷凍保存は邪道といった方以外は炭火にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
今回は、火鉢を使って焼きましたが、火が起こせてサツマイモと炭火を並べられれば普通のバーベキューセットでもできますので、普通のバーベキューセットでも焼いてみようと思います。
まだサツマイモはたくさんあるので色々な食べ方をしていきたいです🤤
それでは皆さんもおいしいサツマイモ作りを楽しんでください👋
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