ブルーベリーを大きくしたい人必見🌱苗木の鉢増し時期と作業手順

ブルーベリーを大きくしたい人必見🌱苗木の鉢増し時期と作業手順 ブルーベリー

ご覧いただきありがとうございます🍇

先日ブルーベリーの苗木を購入しました😊

購入後のブルーベリーはポットに入っているので、植木鉢に”鉢増し”をしてあげます🌱

鉢増しとは、現在植えてあるポットから少しサイズの大きい鉢に植え替えてあげることです。

鉢増しの時期は、人やメディアによって意見が分かれる所ではあります。

栽培初心者ほど、いつ作業していいか分からないものです。

今回は、初めてブルーベリーの苗木を購入した方に向けて、

  • ブルーベリーの鉢増しの目的と実施の時期
  • ブルーベリーの鉢増しに必要な資材
  • ブルーベリーの鉢増しの手順

を共有します。

昨年も同様の作業をしていますが、今年1年の経験や反省点なども踏まえ作業をアップデートしていきます。

ブルーベリーの鉢増しは落葉期の11月もしくは来年の春先まで待つ

ブルーベリーの鉢増しの目的と実施時期

ブルーベリーの鉢増しは、次の2つの効果を得るためにおこないます。

  • 木を大きくする
  • 根詰まりを解消する

1つずつ見ていきます。

木を大きくする点については、鉢の大きさで木の大きさをコントロールする意味でもあります。

鉢栽培は地植え栽培と違い、あまり木が大きくなりません。

根を張れる範囲が制限されており、鉢のサイズ以上に根が張れないためです。

これは、鉢を大きくすれば木も大きくなるということでもあります。

若いブルーベリーの苗木は、毎年鉢増しをしてあげないと大きくなれません。

参考ではありますが、挿し木をしたポットの根の様子をご覧ください。

春に挿し木したポットに根がびっしりと張っています。

この状態では、これ以上木が大きくなれません。

その後ポットのサイズを上げたところ、新芽が出てきた少しサイズアップしました。

この例の様に木のサイズは鉢のサイズに影響を受けるので、大きくするには鉢のサイズを上げれば良いです。

次に根詰まりを解消する点ですが、そもそも根詰まりとは何でしょうか?

根詰まりとは水分や養分の吸収が悪くなり、木の成長も悪くなる現象のことです。

同じ鉢で1年から2年ブルーベリーを育てていると上の挿し木ポットの様に、根がびっしりと張ってしまい、ポットの中が古い根でいっぱいになってしまいます。

そうすると、水分・養分を吸収する能力が低下してしまう現象です。

鉢増し作業のときに古い根を切り落としたり、削り取ることにより古い根はダメージを受けますが、新しい根が生えてきます。

新しい根を生やすことにより、水分・養分の吸収能力を再生させてあげることが出来ます。

鉢増しは、ブルーベリーが落葉してくる11月頃か、春先の3月頃をおすすめします。

これはブルーベリーの根にダメージを与える作業のため、木が休眠期に入る時期を狙って鉢増しを行います。

しかし、あまり寒すぎると作業中に根を寒さに晒してしまうため、木に余計にダメージを与えます。

また、冬が厳しい地域では根の成長が十分でない状態なので、土が凍結するような寒さに耐えられず枯れてしまう可能性もあります。

そのため、冬が比較的暖かい地域では11月頃に実施しても良いですが、寒さが厳しい地域は春まで待つ方が良いでしょう。

自分の場合は九州に住んでいることと、自分の都合に合わせるため、少し早めに鉢増しを行いました。

ブルーベリーの鉢増しに必要な資材

ブルーベリーの鉢増しには以下の資材が必要になります。

  • 用土(ピートモス・鹿沼土)
  • 支柱

鉢については、菊鉢を使用しています。

菊鉢を利用している理由は、

  • 家族が菊の栽培をしていたので、家に菊鉢があった
  • 10号菊鉢でも1つ500円程度で用意ができる

この2点です。

家の中で調達できるものは、調達するスタイルです。

菊鉢はコスパにもすぐれているので、10号の菊鉢が500円程度で用意できます。

ホームセンターの購入ではコメリが一番安いです。

ネットで購入される場合はこちらもご紹介しておきます。

お小遣いで園芸をやっているもので費用は極力抑えたいです。。。

今回は使用しませんでしたが、菊鉢の利点に支柱をくくりつける穴がすでに開いていることです。

ブルーベリー栽培に菊鉢を使用する利点に支柱をくくりつける穴がすでに開いていることです。

主軸に一本支柱を立てて、誘引したいときにこの穴は使えそうですね。

今回は実験で素焼き鉢も用意しました。

今回はブルーベリーの鉢の違いによる生育の違いを見る実験で素焼き鉢も用意しました。

個体は違いますが、同品種のマグノリアを菊鉢と素焼き鉢にそれぞれ育ててみて、成長の様子を観察します。

用土はピートモスと鹿沼土を1:1の割合でブレンドしています。

何かと使うことが多いのでピートモスは300Lのモノを購入しました。

マルチング材など、ブルーベリー栽培には何かと使うことが多いのでピートモスは300Lのモノを購入しました。

こちらもコメリで購入することができました。

しかし重い。。。

運ぶのも一苦労です。

通販でも同じような荷姿のモノがあるので、重いものを運びたくない方は通販を利用した方がいいでしょう。

鹿沼土もコメリで購入しています。

近くのコメリが改装前のセールをやっていたので、鹿沼土を若干安く購入することこが出来ました。

丁度、近くのコメリが改装前のセールをやっていたので、若干安く購入することこが出来ました。

既存の木の鉢増し作業もあるので10袋購入しましたが、こちらの運搬も重労働です。

今年購入した苗木は支柱を立てます。

去年買ったブルーベリー苗木には支柱を立てていませんでしたたが、今年購入した苗木は支柱を立てます。

今年の反省点で折れた木はありませんでしたが、かなり開帳気味になった木がありました。

今年からは支柱を立てて、可能な限り直立型に仕立てようと考えています。

支柱は、家に鉄パイプや園芸支柱が転がっていたので、丁度いい高さのモノを使用ました。

園芸用の支柱は100均でも手に入るので、こちらで購入した方が安く手に入りました。

鉢増しの手順

ブルーベリーの鉢増し作業は次の手順で行います。

  1. 用土のブレンドする
  2. 根の状態を確認する
  3. 用土を少し入れ苗木の高さを調整する
  4. 隙間に用土を詰める
  5. 支柱を立て、誘引する

1つ1つ確認していきます。

まずはピートモスと鹿沼土をブレンドします。

容量の比率は、別の容器に移して図ると良いです。

今回はこのバケツに2杯ずつのピートモスと鹿沼土を使用しました。

ピートモスは開封時カラカラなので、事前に給水させておくと良いです。

ピートモスは事前に給水させておくと良いです。

ピートモスに水をしっかりと揉みこんであげます。

ピートモスに水をしっかりと揉みこんであげると、早く給水します。

ピートモス握ったらしっかりと固まるぐらいの水分を含ませてあげましょう。

鹿沼土はそのまま使用して構いません。

鹿沼土はそのまま使用して構いません。ピートモスと同量用意します。

1つの容器にピートモスと鹿沼土を入れたら、よく混ぜて用土は完成です。

次に、苗木をポットから取り出し根を確認しましょう。

キレイにポットの形でまとまっています。

ブルーベリー苗木をポットから取り出し根を確認しましょう。キレイにポットの形でまとまっています。

そんなときは、根を少しだけ削り取ってあげましょう。

そのままの状態だと新しい根が生えにくいので、根を少しだけ削り取ってあげましょう。

これは、根詰まりを防止する作業です。

根を削ることで、新しい根が生えて木が水分と養分を吸い上げやすくなります。

苗木の準備ができたら新しい鉢の登場です。

鉢の底に少しだけ土も入れて、苗木の高さを調整します。

高さの調整は土を入れ、苗木を置いてみて高さがちょうどいいかを繰り返して確認します。

ブルーベリー苗木の高さの調整は、土を入れ、苗木を置いてみてウォータースペースが確保できるかを繰り返して確認します。

苗木の高さは鉢のふちから土の表面の間が1~2㎝程度開くように調整します。

これは、”ウォータースペース”を確保する作業です。

ウォータースペースとは水やりのときに鉢に水が溜まるスペースのことを言います。

ウォータースペースを作ることによって、水やりのときに水や土が鉢から流れ出ることを防ぎます。

高さが調整出来たら、隙間に用土を詰めてあげます。

この時に一緒に支柱も添えて土に埋めます。

隙間に用土を詰める時に、緒に支柱も添えて土に埋めます。土を入れた後に支柱を挿してもいいとは思いますが、根を痛める可能性があるので添えた状態で土を入れました。

土を入れた後に支柱を挿してもいいとは思いますが、根を痛める可能性があるので添えた状態で土を入れました。

最後に木を結束バンドでくくって支柱に固定します。

最後にブルーベリー苗木を結束バンドでくくって支柱に固定します。木が大きくなっている段階なので、結束バンドあまり強く締め付けないでください。

木が大きくなっている段階なので、結束バンドあまり強く締め付けないでください。

まとめ:ブルーベリーの鉢を大きくして、木も大きくしてあげる

今回は、購入した苗木の鉢増し作業を行いました。

鉢増しする目的と実施時期は次の通りです。

  • 木を大きくする
  • 根詰まりを解消する
  • 落葉期の11月もしくは来年の春先に行う

ブルーベリーの木のサイズは鉢のサイズに影響を受けるので、木を大きくするには鉢のサイズを大きくします。

また、鉢増し作業時に根を切ったり、削ったりすることで新しい根が生えるきっかけを作り、木が水分や養分を吸い上げやすくなり、木を大きくする助けにもなります。

ただし、木の根にダメージを与える作業なので、木が休眠期に入る11月から3月までの間に鉢増しを行います。

あまり寒い時期に行うと、寒さも根にダメージを与える要因になるので11月頃か3月頃に鉢増しをするのがおすすめです。

鉢増しに使用する資材は次の資材を使用します。

  • 用土(ピートモス・鹿沼土)
  • 支柱

鉢は菊鉢と素焼き鉢を使用しました。

価格がお手頃であり、誘引に使用できる穴があるため、基本は菊鉢を使用します。

今回は、鉢による生育の違いを観察するため素焼き鉢も用意しました。

用土はピートモスと鹿沼土を使用します。

使用比率は1:1です。

用土は重いので、運ぶことが難しい方は通販を利用するのも良いでしょう。

支柱は適当に転がっていたものを使用しましたが、ない場合は100均で用意した方が安く用意できます。

鉢増し作業は次の手順で行います。

  1. 用土のブレンドする
  2. 根の状態を確認する
  3. 用土を少し入れ苗木の高さを調整する
  4. 隙間に用土を詰める
  5. 支柱を立て、誘引する

ピートモスと鹿沼土を1:1の比率でブレンドして使用します。

ピートモスは、事前に給水させておくと良いです。

苗木をポットから取り出し、根詰まりを防止するため根を少しだけ削り取ってあげましょう。

鉢に少し土を入れて、ウォータースペースが確保できる程度に苗木の高さを調整します。

高さが決まったら、支柱を添えて隙間に用土を詰めてください。

最後に苗木を支柱に固定して完成です。

今回鉢増し作業をして感じたのは、1年での木の成長でした🌱

1年前は、鉢増しした苗木の様に整った形をしていましたが、現在では好き放題伸びまくっています😅

昨年鉢増しした苗木は現在では好き放題伸びまくっています。

それだけ成長をしたということでしょう。

シュートの伸び方など、成長が旺盛で見ていて楽しいところもブルーベリーの良いところです。

今回鉢増しした苗木に、実を着けさせるのは2025年の夏です。

たくさん実を着けてくれるとうれしいです😊

それでは皆さんもおいしいブルーベリー作りを楽しんでください👋

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